じめじめした嫌な日が続いていますね。
暑さと湿度でイライラしている方も、多いのではないでしょうか?
私もです…そんな休日は家にこもってインターネットサーフィンがベスト!
そんな中でよく目にするのは東京オリンピックの記事ですが、今年から公式種目に選ばれたボルダリングについて、どのくらい知っていますか?
なんとなくイメージ出来ても、ボルダリングの選手のことや大会のことなどは、ほとんど知らないのではないでしょうか。
確かに、これまでボルダリングの大会は日本で有名ではありませんでした。
でも実際、どんな大会があったのか、気になりますよね?
ボルダリングを趣味にしている私が、みなさんにお教えします!
ボルダリングの大会とは?
ボルダリングの大会と言っても、聞きなじみがないと思いますが、
実は学生を対象としたものや、国際大会まで様々な種類の大会があります。
2020年の東京オリンピックでも公式種目となりましたが、ワールドカップもありますし、ジャパンカップや若い選手向けのユース日本選手権などもあるんです。
ボルダリングとクライミングはどう違う?
ボルダリングはクライミングの一種だということは、ご存知ですか?
ボルダリングは5mほどの壁を道具を使わずに体一つで登っていく競技で、そのスピードや技術を競います。
人工の壁を登る競技を全般的にスポーツクライミングと呼んでおり、多くの方がイメージしているボルダリングとはスポーツクライミングのことなんですね。
東京オリンピックで採用されているのもこのスポーツクライミングで、ボルダリングと、ロープを使ったリードクライミング、速さを競うスピードクライミングの3つの総合得点で結果が出るものです。
スポーツクライミングの国際大会
国際大会には、
- スポーツクライミング国際大会
- クライミングワールドカップ(ボルダリング、リード、スピード)
- 世界選手権
などがあり、日本人選手も出場しています!
クライミングワールドカップ2018の結果は?
ボルダリング競技の結果では、
男子
1位 グレゴール・ヴェゾニック(スロベニア)
2位 イェルネイ・クルーダー(スロベニア)
3位 ヤコブ・シューベルト(オーストリア)
▼イェルネイ・クルーダー選手
女子
1位 ヤンヤ・ガンブレット(スロベニア)
2位 野中 生萌(みほう)
3位 野口 啓代(あきよ)
▼野中 生萌選手

ということで、女子は2名も表彰台に上がっています!
もしかして日本男子選手はあまり強く無いの?と思われてしまうかもしれませんが、
4位 緒方 良行
5位 藤脇 祐二
▼藤脇 祐二選手

と続いています。
世界的に見ても日本人選手って強いんですね。
ますます応援に力が入ります!
クライミング世界選手権2018の結果は?
ボルダリング競技の結果では、
男子
1位 原田 海
2位 チョン ジョンウォン(韓国)
3位 グレゴール・ヴェゾニック(スロベニア)
▼原田 海選手

女子
1位 ヤンヤ・ガンブレッド(スロベニア)
2位 野口 啓代(あきよ)
3位 スターシャ・ゲヨ(セルビア)
▼ヤンヤ・ガンブレッド選手

出典:Wikipedia
ここでも日本人選手が表彰台に上がっています。
ワールドカップとの結果を比べてみても、男子のグレゴール選手(スロベニア)と女子のヤンヤ選手(スロベニア)は、かなり強い選手だということがわかります。
オリンピックにも出場するのでしょうか。
個人でも気になりますが、国別対抗としてスロベニアと日本の戦いにも注目したいですね。
国内のスポーツクライミング大会
国内で行われている大会では、
- リードジャパンカップ
- ボルダリングジャパンカップ
- リードユース日本選手権
- ボルダリングユース日本選手権
などがあります。
特にリードジャパンカップは2019年に第32回を迎えるなど歴史もありますので、もしかしたら聞いたことがある方もいるのではないでしょうか?
ボルダリングジャパンカップ2018の結果は?
日本国内の大会では、どのような結果になっているのでしょうか。
ボルダリングの日本一って誰なんでしょうか?気になりますよね。
男子
1位 藤井快(こころ)
2位 村井隆一
3位 楢崎智亜(ともあ)※崎の字は大=立
▼藤井 快選手

女子
1位 野口啓代(あきよ)
2位 森秋彩(あい)
3位 伊藤ふたば
▼野口 啓代選手

男子1位の藤井選手は、なんと3年連続でボルダリングジャパンカップの優勝者です。
そして女子1位の野口選手は、ボルダリングジャパンカップ過去13回のうち11回も優勝しているまさにボルダリングの女王!かっこいいいですね!
ジャパンナショナルチームのメンバーが知りたい!
2020東京オリンピックの強化選手には、男女6名ずつが選ばれています。
男子は、楢崎智亜(ともあ)、藤井快(こころ)、原田海、緒方良行、是永敬一郎、土肥圭太。
女子は、森秋彩(あい)、野口啓代(あきよ)、伊藤ふたば、野中生萌(みほう)、谷井菜月、小武芽生(めい)。
この中でも、伊藤選手はユースA、谷井選手と森選手はユースBの日本代表でもあり、まだ10代ととっても若いんです!
日本代表の選手で一番年上なのは野口選手ですが、それでもまだ30歳。
ボルダリングの選手は、若い選手が活躍しているんですね。
▼伊藤 ふたば選手

まとめ
いかがでしたか?あまり一般的には知られていないかもしれませんが、ボルダリングやクライミングの大会は国内外合わせて結構たくさんあるんですね。
しかも日本人選手がとっても強い…東京オリンピックがますます楽しみになりますね。
一緒に応援しましょう!
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