オリンピック競技に追加されたスポーツクライミングの一種、「ボルダリング」。あなたはこの競技に対して、どんな印象を持っていますか?
「若い人がやるスポーツだ」とか、「筋力がないとできないものだ」と思っている方も多いでしょう。そうですよね。現在活躍しているプロの選手も、10代・20代が多いですもんね。
年齢を重ねた自分には縁がない…そう感じても不思議ではありません。
しかし実際には、40代以上のあなたにこそトライして欲しいスポーツなんですよ。
この記事では、40代・50代の方がボルダリングを始めて得られるメリットや、始めるうえでの注意点についてご紹介します。ぜひ参考にして下さいね。
40代・50代がボルダリングで得られるメリットとは?
メリット1:運動の習慣がつく
ボルダリングで得られるメリットの1つめは、「運動の習慣がつくこと」です。
ウォーキングなども気軽に始めやすい運動のひとつですが、続けるのがとにかく難しいですよね。
天候や季節にも左右されるので、「雨の日が続いてそのままやらなくなってしまった」なんてことも起こりがちです。その点、室内スポーツのボルダリングなら、天候も紫外線も気になりません。
それだけでなく同じジムに通う仲間と楽しみながら運動できるので、モチベーションが下がりにくく、続けやすいんですよ。
メリット2:心と体のリフレッシュになる
2つめのメリットは、「心と体のリフレッシュになる」ことです。
ボルダリングでは、腕や脚を大きく動かしながら全身の筋肉を使って壁を登るため、普段使わない筋肉が鍛えられます。
ツラ~い肩こりや関節痛の予防になるうえ、60代・70代になっても元気でいられる体作りが可能ですよ。
目の前の課題に集中しているあいだは嫌なことを忘れられるので、心のリフレッシュにもぴったり。
じんわり出る汗と一緒に、旦那さんへの不満や日常生活で溜まったストレスなどのモヤモヤも流してしまいましょう!
メリット3:年上・年下からの刺激をもらえる
3つめのメリットは、「年上・年下からの刺激をもらえる」こと。
ボルダリングジムには小学生~70代までと幅広い年代のクライマーが集まるため、自然に別世代とのコミュニケーションがとれるんです。
ボルダリングという共通の趣味を通じていろんな年代と話すことで、刺激や新たな価値観に出会えること間違いなしですよ。
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無理は厳禁!怪我をしないための注意点とは?
注意点1:準備運動・ストレッチは念入りに行う
40代・50代は、若い世代に比べるとどうしても怪我をしやすいです。
「自分はまだまだ大丈夫!」という若々しい気持ちは素敵ですが、楽しむために始めたボルダリングで怪我をしてしまったら元も子もありませんよね。
体を痛めないためにも、準備運動・ストレッチは念入りに行いましょう。
注意点2:無理をしてまで登ろうとしない
ボルダリングは基本的に、1人でマイペースに行えるスポーツです。クライミングコンペなどの試合は別ですが、趣味で行う場合は、誰かと競う必要はありません。
「これ以上は怖い、無理だ」と感じたり、途中で疲れてしまったりしたら、ゴール地点まで登らずに戻ってきてもOKなんですよ。
応援の意味で「ガンバ!」と声をかけてくれるクライマーも多いですが、だからといって必ず登り切らなければいけないわけではありません。
私も怖がりなので、ちょっとでも「駄目だ」と思ったらすぐに戻るようにしていますよ。
無理をした結果落ちたりして、怪我に繋がってしまったら大変です。周りに惑わされず、自分のペースで登ることを心がけましょう。
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まとめ
ボルダリングは若い世代だけでなく、40代・50代の方にも楽しんで頂けるスポーツです。
「運動する習慣をつけたい」「趣味を持ちたい」と悩んでいる方は、この機会にぜひ始めてみてはいかがでしょうか?
平凡な毎日に、きっといい刺激を与えてくれるはずですよ。
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