会社帰りのボルダリングって、とっても楽しいですよね。運動不足が解消されるし、日頃のストレスも発散できるので、スカッとした気持ちで翌朝を迎えられます。
「いっそ、ボルダリングジムで働けたら幸せなのにな~」なんて思っている方も多いのではないでしょうか?
そうですよね~。好きなことを仕事にできたら、それだけで毎日がとっても充実しそうですよね。
そこで今回は、「ボルダリングジムで働くには資格や経験が必要なのか」という点についてご紹介していきます。ぜひ参考になさって下さいね。
ボルダリングジムで働くうえで必要なのは、「経験」と「実力」
「ボルダリングジムで働きたい」と考えたとき、まず気になるのが「資格が必要なのか?」という点ではないでしょうか?
ボルダリングは怪我や命にかかわる事故が起こり得るスポーツ。やはりそれなりの教育を受けて、専門的な資格を取得した人しかなれないイメージがありますよね。
でも求人情報には、「クライミングの経験が〇年以上ある方」とか「〇級以上の課題が登れる方」と書かれているだけで、資格の有無については触れられていません。
これはどういうことなのでしょう?
実は、ボルダリングジムで働くうえで、専門的な資格は必要ないんです。
びっくりしましたか?私も、その事実を知ったときはびっくりしました。
てっきり「試験があるのかな?」と思っていたのですが、そうじゃないんですね。
とはいっても、ボルダリングを始めたばかりの初心者では採用されません。
安全な登り方をレクチャーしたり、課題を作ったりというお仕事をするため、ある程度の「経験」と「実力」は必要なんです。
そのために、「経験が〇年以上ある方」「〇級以上の課題が登れる方」という指定がされているんですね。
最近では「資格制度」も広まっている
「資格は必要ない」と書きましたが、近年のクライミング人口増加に伴い、インストラクターの「資格制度」も広まっています。
「日本クライミングジム連盟」や「フリークライミングインストラクター協会」が行う資格試験のほか、社内でインストラクターの資格制度を設けているジムもありますよ。
採用時点では資格を持っていなかったスタッフやインストラクターの中にも、「より高いクオリティで、より安全な指導を行えるように」とこの資格試験を受ける方が増えているのだとか。
実力に自信がある方は、これらの試験を受けてみるのもいいですね。
ボルダリングジムで働きたいと思うのならなおさら、資格を持っていて損はありません。
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ボルダリングジムの雰囲気をよくする「コミュニケーション力」も重要
スタッフとしては、お客さんから「この課題の登り方を教えて」を聞かれたときに素早く答えられる実力や能力も、たしかに必要です。
しかし、求められるものはそれだけではありません。
自分たちが勤めるジムに楽しんで通い続けて貰うための「雰囲気作り」も、スタッフ・インストラクターの大切な仕事なんです。
具体的に何をするのかというと、お客さんと積極的にコミュニケーションをとります。ボルダリングジムの求人によく「明るい性格の方歓迎!」と書かれているのもこのため。
不愛想なスタッフがいるジムより、愛想よく、明るく接してくれるスタッフが多いジムの方が「通いたい!」と思えますもんね。
ジムが増え続けるなか「またここに来たい」と思ってもらうためにも、スタッフの人柄は重要なポイントなんです。
「人と接するのが苦手」という方よりは、「誰とでもすぐに友達になれるよ!」という方のほうが向いている仕事だと言えるでしょう。
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まとめ
ボルダリングジムは資格を持っていなくても働けますが、それなりの経験・実力・コミュニケーション力が必要になります。
両方に自信があるという方は、ぜひボルダリングジムのスタッフとして働くことを目指してみてはいかがでしょうか?
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