2019年も半ばになって、いよいよ東京オリンピックの開催が近づいてきましたね。
東京オリンピックではスポーツクライミングが行われることが決まってはいますが、その競技の内容はあまり詳しくは知らないのではないでしょうか?
この記事では、そんな東京オリンピックでのスポーツクライミングについてあまり知らないあなたに、今回はいったい何種類行われるのかについて紹介していきます!
そもそもスポーツクライミングには何種類あるの?
スポーツクライミングについて、そもそもこれがわからないと話についていけないですよね。
ご安心ください。わからないというあなたのため、今から説明していきます。
スポーツクライミングには4種類あります。ボルダリング、リードクライミング、スピードクライミング、複合競技です。
今、この4つ全部東京オリンピックで行うってこと?と思ったあなた!
そうではないんですよ。え?って思いますよね。ではその疑問について、次の章で答えていきます。
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東京オリンピックで行われるスポーツクライミングについて
東京オリンピックで行われるスポーツクライミングは、前の章であげた4つのうちたった1つだけなんです!
それは、複合競技(クライミング複合)です!
複合競技といっても、どういうものかあまりわからない…
そうですよね。実はこの種目は、東京オリンピックが決まってからできたんです。
ならあまりわかる人はいないって思ってしまいがちですが、悲観しなくても大丈夫ですよ!
そんなあなたに、次の章で東京オリンピックでのスポーツクライミングの複合競技について説明していこうと思います。
東京オリンピックでのスポーツクライミングの複合競技
東京オリンピックでのスポーツクライミングの複合競技は、いったいどのようなものになっているのでしょうか。
東京オリンピックでは複合競技として、ボルダリング、リードクライミング、スピードクライミングの三つすべてを行って、その総合成績で競います。
複合競技での総合成績はそれぞれ三つの種目での順位を掛け算して、その合計で競います。
ここでポイントなのは合計が高い方ではなく、低い方が上位になるということです。
サッカーや野球などの通常のスポーツだと、数値が高い方が順位が上になりますよね。
でも仮にもしそうしてしまうと、順位が下の選手の方が総合成績では上位ということになってしまいます。
それでは出場選手の中で最も低い実力の選手が、金メダルを獲得することになるんです。
そんなことっておかしいですよね。
つまり、水泳、陸上競技、マラソンなどのタイムのように低い数値を出したほうの実力が、上になるということです。
ちなみに複合競技において最も低い合計ポイントは、1になります。
でも、この合計ポイントにするためには全種目で1位にならなければなりません。
難しすぎ!って思いますよね。おそらくオリンピックに出場する選手ですら同じことを感じてますし、このポイントの選手は出ないと思います。
東京オリンピックのスポーツクライミングQ&A
ここまで種目について説明してきました。ここまでくると、日本から何人出場するの?とかいろいろもっと知りたくなってきましたよね!
そこで今から、そんないろいろについてお話しようと思います!
一つの国から最大何人出場できるの?
まずは、これが気になるのではないでしょうか?
スポーツクライミングは今回が初めての実施になりますので、どの国も何人出場できるのか気にしているところです。
2020年東京オリンピックのスポーツクライミングでは、1つの国から男女最大2名ずつの合計4名出場枠があるんです。日本は開催国なので、男女1名ずつ枠が確定しています。
少ない!って思いますよね!自分もそう思います。
しかも、出場国全て合わせて男女20名ずつの合計40人しか競技に出場できないんです。
つまり東京オリンピックの出場枠は、狭き門なのです。
金メダル候補の国はどこ?
今回の東京オリンピックで、どこの国が金メダルに近いのか気になりますよね!
今回は、クライミング競技をしてきた自分のどの国が金メダルに近いかについての意見を述べようと思います。
今から書く内容は、あくまで個人の意見だということをお忘れなく!
スポーツクライミングの金メダル候補の国は、7つだと考えています。
それは、日本、スロベニア、フランス、チェコ、アメリカ、オーストリア、イギリスです。
特に日本、スロベニア、フランス、イギリスは男女ともに強い国なので、有力候補です。しかし、チェコ、アメリカ、オーストリア、にもトップクラスの選手がいます。
おそらく表彰台は、男女ともにこの7つの国の選手が占めることになるでしょう。
スポーツクライミングは東京オリンピックしか行わないの?
2020年東京オリンピックのあと2024年にパリオリンピック、2028年にロサンゼルスオリンピックの開催が決まっています。
今回、東京オリンピックでは追加種目としてスポーツクライミング競技が行われますが、それ以降はどうなるでしょうか?
早速説明していきます。まずは2024年パリオリンピックからです。
パリオリンピックでは、スポーツクライミングが追加種目の候補にあがっています。
フランスはスポーツクライミングが盛んな国です。おそらく確定といっても過言ではないと思います。
次は2028年のロサンゼルスオリンピックです。
ロサンゼルスオリンピックはスポーツクライミングがオリンピックの正式種目になるかどうか、節目となるオリンピックなんです。
ロサンゼルスオリンピックはまだ、追加種目の候補は発表されていません。
自分としてはぜひロサンゼルスオリンピックでも、スポーツクライミングが競技として行われてほしいです。
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まとめ
東京オリンピックでのスポーツクライミング競技は複合競技(クライミング複合)が行われることがわかりましたでしょうか?
スポーツクライミングは今回が初めての実施ですが、ぜひ盛り上がってほしいですね。
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