2020年の東京オリンピックの競技種目にも選ばれた、スポーツクライミング!競技人口も年々増え続け、今では本当に人気の高いスポーツになりました!
私たちの身近なスポーツとしても注目したいスポーツですが、オリンピックでも注目して応援していきたいものです。
ですが、ふと気になったことがありまして…。
「スポーツクライミングのオリンピック出場選手って、どうやって選ばれるんだろう?」とふと疑問に思ったのです。
そこで、ここではそんなスポーツクライミングのオリンピック出場選手の選考基準と注目していきたい有力候補の選手をドド~っんとご紹介します!
一緒に応援していきましょうね~。
リード・スピード・ボルダリング、それぞれの競技の選考基準とは?
スポーツクライミングと言っても、「リードクライミング」「スピードクライミング」「ボルダリング」と、この3つの競技を複合してスポーツクライミングと言います。
オリンピックの強化選手の選考基準についてですが、リードクライミングでは“日本選手権リード競技大会”、スピードクライミングでは“スピード日本ランキング”、ボルダリングでは“ボルダリングジャパンカップ”のそれぞれの順位のポイントを乗算し、この3種目を複合ポイントとして計算して決定します。
具体的な計算方法はこちら!
↓
「リード種目の順位」×「スピード種目の順位」×「ボルダリング種目の順位」=複合ポイント!
オリンピックの強化選手は、実際には男女各6名で選考を行います。
オリンピックの選手と言っても、第1期JMSCAオリンピック強化選手がすでに決定しています。
第1期JMSCAオリンピック強化選手の複合ポイントのポイントが高い上位の3名に関しては、2018年4月1日より始動している第2期JMSCAオリンピック強化選手としてすでに確定しています。
ですが、複合ポイントを計算した際に同じポイントになってしまう場合もあります。
そういった時には、例えば、複合ポイントが一緒の選手が2人いたとして、“リードクライミング”“スピードクライミング”“ボルダリング”のそれぞれの順位を比べ、より順位の良い方の選手が選ばれます。
例えば…、
- 選手Aさん→
・リードクライミング 6位
・スピードクライミング 2位
・ボルダリング 10位
6位×2位×10位=Aさんの複合ポイント→120ポイント - 選手Bさん→
・リードクライミング 10位
・スピードクライミング 3位
・ボルダリング 4位
10位×3位×4位=Bさんの複合ポイント→120ポイント
こちらの2名の選手は、複合ポイントが同じポイントではありますが、リードクライミングとスピードクライミングで選手Aさんの方が順位が上なので、選手Aさんが選ばれることになります。
ですが、これでも選考できない場合は、リードクライミングとボルダリングの順位を乗算してより数字の少ない方が選考されます!
例えば、選手Aさんと選手Bさんの場合では…、
- 選手Aさん→リードクライミング6位×ボルダリング10位=60ポイント
- 選手Bさん→リードクライミング10位×ボルダリング4位=40ポイント
数字が少ない方が選手Bさんになるので、選手Bさんが選ばれるという訳です。
さらに、この方法でも選考できない場合には、過去の国際競技大会の実績などから強化委員会が推薦し、最終的には常務理事会にて決定します。
ここまでしっかり選考基準が設けられているんですね~。フムフム…!
オリンピック出場候補として注目すべきはこの選手!
男子スポーツクライミングで注目すべき日本代表選手!
楢崎 智亜選手(ならさき ともあ)
出典:Facebook/The North Face(JAPAN)
2016年に行われたIFSCクライミング・世界選手権パリ2016で日本人初の優勝を果たしています。
その他でも、2017年のW杯の複合ランキングで年間優勝を果たすなどして輝かしい成績を収めています。
日本人男子のクラインミングをけん引している選手と言っても過言ではない程、注目すべき選手です!
藤井 快選手(ふじい こころ)
2016年に行われた、クライミングワールドカップでなんと2大会で優勝する実力の持ち主!
日本のトップクライマーとして、オリンピック出場候補として注目していきたいですよね~。
この選手は、こちらの記事で詳しく紹介しています

女子スポーツクライミングで注目すべき日本代表選手!
野口 昭代選手(のぐち あきよ)
出典:Facebook/The North Face (Japan)
2001年に全日本ユース選手権で優勝し、さらには2008年には日本女子史上初となる、ワールドカップチャンピオンになった選手でもあります!
実力はもちろんですが、その他にも美人アスリートとしてもとても有名な選手です!
野中 生萌選手(のなか みほう)
9歳からクライミングを始め、数々の輝かしい成績を収めている選手です。
2016年ではボルダリングワールドカップで優勝し、2018年のIFSCワールドカップでは年間チャンピオンにも輝いています!
オリンピックでも、目が離せませんね!
この選手は、こちらの記事で詳しく紹介しています

まとめ
オリンピックの出場選手の選考基準と注目すべき選手をご紹介しました!選考基準では、やはり順位の成績がカギとなるんですね~。
また注目選手を見ても、どの選手も“優勝”という輝かしい成績を収めている方ばかり!俄然、応援に力が入ります!
今、注目の熱いスポーツクライミングを一緒に盛り上げ、一緒に応援していきましょう!
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