突然ですが「リードクライミング」という種目があるのはご存知ですか?
このリードクライミング、なんと、オリンピックの競技にもなっている「スポーツクライミング」の3つの種目のうちの1つなんですよ!
オリンピックと言えば、もうすぐで東京オリンピックが開催されますね。リードクライミングのルールを覚えておくと、より一層オリンピックを楽しめること間違いなし☆
東京オリンピックに備えて、リードクライミングのルールを今から知っておきましょう!
この記事では、「東京オリンピックに備えて、リードクライミングのルールを覚えたい!」と思っているあなたのために、詳しくリードクライミングのルールについてご紹介しております♪
ぜひこの記事を読んで、リードクライミングについて詳しくなっちゃいましょう☆?
2人1組で行うスポーツ!リードクライミングのルールとは?
まず、リードクライミングという種目について説明いたしますね!
リードクライミングとは、クライマーとビレイヤーの2人1組で行い、クライマーはロープを繋げたハーネスを着用し、壁の途中途中にある支点にロープをかけて登っていき、最後の支点にロープをかけることができれば完登とされます。
長い距離を登っていくので、高い持久力が必要不可欠!
ビレイヤーは、地面にいてロープを確保している選手のことです。クライマーの選手が墜落した時に、ロープを引っ張り止める役目を担っています。
リードクライミングは、十数メートル以上の高さの壁を、クライマーの選手が制限時間内にどこまで登れるかを競う種目です。
リードクライミングの順位の決め方ですが、上記のように、クライマーがどこまで登れたかで決まります。
クライマーが登るルートにあるホールドには、下から順番に番号が割り振られていて、どの数字のところまで登れたかがスコアになります。
途中でクライマーが墜落したり制限時間オーバーや反則をしてしまうと、その地点の数字が記録となり、同じ地点の数字まで登った選手や最後まで登りきって完登した選手が何人かいた場合は、前回のラウンドで順位が上だった選手が優先される「カウントバック」という制度が適用され、順位が決定します。
オリンピックでは、予選、準決勝、決勝と行うのですが、それぞれ少しずつルールが違うんですよ~!
これを知っていると、もっと楽しめそうですね♪
予選
予選では、2本のルートをそれぞれ1回ずつ挑戦することができ、制限時間は1本のルートにつき6分間与えられています。予選の上位26名が準決勝に進出することができます。
予選が2グループに分かれた場合は、上位13名ずつの計26名が準決勝に進出します。
準決勝、決勝
準決勝、決勝では、1本のルートを1回だけ挑戦することができ、制限時間は予選の時より2分プラスの8分間。準決勝から決勝に進める選手は、上位8名にまで絞られます。
スコアの見方
スコアにはホールドの数字が載っているのですが、その数字の横に+(プラス)が付いていることがあります。
この+(プラス)はなんなのかというと、次のホールドに進もうとした動きができていた場合に付いていて、+(プラス)が付いていないスコアよりも順位は上になるんです!
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リードクライミング選手が公平に登るための工夫!「オンサイト方式」と「フラッシング方式」って?
リードクライミングには、選手たちが公平に競技に臨めるようなルールが設けられていますので、ご紹介しますね~!
オンサイト方式
オンサイト方式では、ルートの確認(オブザベーション)のみで得た情報を元にクライマーは登ります。
自分の登る順番が来るまで隔離された場所で待機しているので、他の選手が登っているところを見ることはできないのです。
他の選手が登っているところを見れば、どういう風に登ればいいのかなどを考えることができるので、後ろの方の順番の選手が有利になってしまいますよね。
そういった不公平を避けるために、基本的には選手たちが公平に競技できるオンサイト方式が起用されています。
フラッシング方式
フラッシング方式では、オンサイト方式とは反対に、他者の登りを見ることができます。デモンストレーションが行われたり、他の選手たちが登っているところを見られたりします。
リードクライミングの大会の予選は、フラッシング方式で行われることが多いです。
おそらく今度の東京オリンピックでも、予選は「フラッシング方式」、準決勝・決勝は「オンサイト方式」で行われるはずですので、そういった点にも注目して見てみるとおもしろいのではないのでしょうか?
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まとめ
リードクライミングのルールはバッチリ分かりましたよね☆これでもう東京オリンピックで、リードクライミングをもっと楽しめるはずです♪
日本がメダルを獲得できるように、わたしたちも一生懸命応援しましょうね~!
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